ジョブ理論の要約と使い方を教えてください。
ジョブ理論って、使い方がわからず、モヤモヤしている人も多いのではないでしょうか?
ですが、「ジョブ=明るい未来」というポイントを押さえていれば大丈夫です。
そこでこの記事は、ジョブ理論の概要と使い方をご紹介します。
この記事を読んできただくことで、ジョブ理論の使い方がわかるようになり、感情を動かす文章が作れたり、刺さるLP(ランディングページ)が作れるようになります。
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この記事を書いている人
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【まずは結論】ジョブ=課題=成し遂げたい進歩
ジョブ理論とは、「人は物を買うとき明るい未来を買っている」という考え方です。
その商品自体が欲しいわけではなく、その先にある「ジョブ=課題=成し遂げたい進歩」を解決したいのです。
例えば、お母さんが掃除機を買う理由は、掃除機そのものが欲しいのではなく、「家をきれいにする」というジョブを解決したいからです。
書籍「ドリルを売るには穴を売れ」は、まさにジョブ理論の考え方です。
ドリルを買う人は、ドリルが欲しいわけではありません。「壁に穴を開ける」というジョブを解決したいからです。
「メリットではなくベネフィットを訴求する」ことで売れるようになる、というのは有名な話です。ジョブ理論は、この考え方のもとになっています。
感情を動かす【ジョブ理論はもう古い?】
ジョブ理論は感情を動かします。
なぜなら、顧客の本音を言葉にできるからです。
例えば、ドリルが欲しいお客さんは、どんな課題を持っているでしょうか。穴が欲しいから、ドリルを買っています。
つまり、ドリルは穴をあけるための手段であり、「穴」が課題です。
「このドリルを使えば5秒で穴を開けられます」。このように、本音をキャッチコピーにすることで「商品が気になる」から「欲しい!」へ感情が動きます。
売上を20倍にした事例【ジョブ理論の使い方】
ジョブ理論を使って、コンビニの売上を20倍に改善した実例を紹介します。
友達が経営するコンビニの話です
世田谷区には畑が多く、コンビニで野菜を売っています。スーパーより少し安く買えるメリットがありました。
しかし、友人のコンビニでは野菜が全く売れませんでした。毎日腐って廃棄され、利益は上がりません。
そこで、「ジョブ=課題=成し遂げたいこと」を整理しました。
まず、「なぜ人はコンビニに来るのか」「コンビニに来る人が解決したい課題は何か」を考えました。
このようなジョブが見つかりました。
- ごはんを用意する時間がない
- 料理が苦手
- おいしいから
- 手軽に買えるから
- 近いから
ここから見えるジョブをまとめると「ご飯を手軽に済ませたい」です。
このジョブから考えると、野菜は売れません。野菜を売るには別のアイデアが必要でした。そこで仮説として、野菜コーナーを移動することを考えました。
スーパーよりも安い野菜が入り口から一番遠いところに置かれている。だから認知すらされてないのでは?もっと目にとまる場所に置けば売れるのでは?
そこで、野菜コーナーを店舗の入口に移設しました。すると野菜が毎日完売するようになりました。
たった3ステップで課題を解決できました。
- そもそも、なぜ人はコンビニエンスストアに来るの?
- コンビニに来る人が片付けたいジョブ(課題)は?
スーパーよりも安い野菜が入り口から一番遠いところに置かれている。だから認知すらされてないのでは?もっと目にとまる場所に置けば売れるのでは?
野菜コーナーを店舗の入口に移設
野菜の売上は、昨年の20倍になったそうです。
ジョブ理論は古くない~いつでも心を動かす【まとめ】
まとめです。
ジョブ理論を学ぶと、心を動かす言葉が作れます。
結果的に、以下メリットを得られます。
- 課題を最短で解決できる
- 売れるキャッチコピーを作れる
- 人を動かす文章が書ける
ジョブ理論を知っていれば、様々な施策に応用できます。
例えば、心を動かす文章作成やプレゼン資料作成ができます。
ミーティングでアイデア出しも楽になるし、プレゼンやコンペでも爪痕を残すことができます。
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