
ジョブ理論の要約と、ジョブ理論の使い方を教えてください。
本書を読めば、売れるキャッチコピーが作れるようになります。
なぜなら、人間の本音を引き出す思考法「ジョブ理論」を学べるから。



ジョブ理論は、古い考えではありません。マーケティングの本質です。
そこで、この記事は、ジョブ理論の概要と使い方をお伝えします。
この記事を読めば、感情を動かす文章が作れます。
わたしは、ジョブ理論を仕事で実践したら、ECサイトの売り上げが上がり、広告運用リーダーになれました。
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成し遂げたい進歩【ジョブ理論の要約】


ジョブ理論は、390ページで構成されてます。
本書における「ジョブ」の定義は、成し遂げたい進歩(改善したい課題)です。
人はジョブ(課題)を片付けるため、プロダクトやサービスを「雇用」します。



この考え方を、ジョブ理論といいます。
例えば、人間は、歯ブラシが欲しいから、歯ブラシを買うのではありません。
歯を掃除して、虫歯にならないために、好きな人に嫌われないために、歯ブラシを買っているのです。
簡単に言うと、「明るい未来」のために、歯ブラシを買っています。
ジョブ理論を使うことで、人間が抱える「本音の課題」にアプローチできます。
結果、感情が動いて、行動するので、売り上げが改善していくロジックです。
感情を動かす【ジョブ理論はもう古い?】


ジョブ理論は、感情を動かします。
なぜなら、お客の本音を言葉にできるからです。
例えば、ドリルが欲しいお客さんは、どんなジョブ(課題)を持っているでしょう?
つまり、ドリルという商品は穴をあけるための手段であり、「穴」がジョブ(課題)です。
「このドリルを使えば5秒で穴を開けられます」
このように、本音をキャッチコピーにすることで「商品が気になる」から「欲しい!」へ感情が動きます。
売上を20倍にした事例【ジョブ理論の使いかた】


ここからは、ジョブ理論を使って、コンビニの売上を、20倍に改善した実例を紹介します。



私の知り合いが経営している、コンビニの実話です。
コンビニがある世田谷区は、畑が多い地域です。なので、個人がコンビニに野菜を卸(おろし)しています。
コンビニでは、店内の開いてるスペースで、野菜を売っていました。



スーパーよりも、少しだけ安く買えるメリットがありました。
しかし、野菜は全く売れず、野菜は腐り、廃棄……
当然、利益は上がりません。



そこで、わたしが店主に、ジョブ理論の概要を教えました。
- そもそも、なぜ人はコンビニエンスストアに来るの?
- コンビニに来る人が片付けたいジョブ(課題)は?
ジョブ理論を使い、課題を考え直すと、こんなジョブが生まれました。
- ごはんを用意する時間がない
- 料理ができないから
- 単純においしいから
ここから見えてくるジョブをまとめると「ご飯を手軽に済ませたい」です。
なので、ジョブから推測すれば、野菜なんて売れるはずがありません。



野菜を売るには、別のアイデアが必要とわかりました。
そこで考えたアイデアが、野菜コーナーの配置替えです。
スーパーよりも価格が安い野菜が、入り口から一番遠いところに置かれている。だから検討すらされてないのでは?例えば、主婦層の目に触れる機会が多くなれば、もっと売れるのでは?
こんな仮説が生まれました。
窓際に野菜コーナーを設置しました。
するとどうでしょう。野菜が、毎日完売するようになったのです。
ジョブ理論から課題を想定し、別の切り口で売上をあげた成功例です。



野菜の売上は、昨年の20倍になったそうです。
ジョブ理論は、心を動かす言葉にできる【まとめ】


まとめです。
ジョブ理論を学ぶと、心を動かす言葉が作れます。結果的に、
- 売れるキャッチコピーができる
- 人を動かす文章が作れる
- コミュニケーション能力があがる
といった効果が得られます。
これからずっと、文章作成で困りません。仕事では成果があがるし、ブログではラクに稼げます。
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